T邸全景-1 予想以上に時間がかかってしまいましたが、貴船の外構のリフォーム工事ならびに新規造園工事が終了致しました。
 今回は住宅の立て替えを機にエクステリアも綺麗にしたいとのご要望により、工事に取掛かりました。
植栽前の道路から眺めた全景写真です。この写真だけを見たらイマドキのシンプルモダンのエクステリアに見えるでしょ?だけどここまでもってくるのが大変だったのです。
T邸b−1
T邸a-1
 上の写真が施工前、後の写真。そんなに大して変わっていないかと思われますが、塗装の仕上をツルツルのウレタン系のものからマットな仕上がりに変えたり、大きく取られた面を修正してシャープな仕上りにしたり、微妙にずれている壁の高さを揃えていくことなど一つ一つの行程が、見えない部分で大変手間のかかる仕事をしていき、整理して、削ぎ落してようやく出来上がったものです。
 一から作ることを考えればコスト的にもお値打ちに仕上がり、今回の住宅の為に新しく作られたエクステリアと見間違える程、建物に馴染んでいます。
 今回もIさんをはじめエクステリアチームのみなさんの献身的で素晴らしいスキルのおかげで、30年の時を飛び越えて、今の時代にあったかなりいい出来映えになりました。いつもありごとうございます。
T邸敷石-1 そしてチームIからバトンタッチをしたチーム輪鼓の出番です。今回は庭のアプローチとテラスにかなり大きな石を使い施工しました。
 アプローチの石は100kg以上、テラスの石も大判のものは80kgぐらいあります。そんな重たいものでももちろん手作業です。しかも一人で運んで据えていきます。そんなに力持ちじゃなくても運べる術はあるんですよ。その後植栽をしていくことを考えるとあまりユンボ等で土を固めたくはないので、出来る限りは人力でまかなっていきます。
T邸敷石-2 今回はアプローチの石とテラスの石の両方とも同じ材質の石を使用していますが、それぞれテクスチャーを少しずつ変えてあります。
 エクステリアのタイルのアプローチからつながりをもたせるデザインだったので、アプローチの石は少しシャープでおとなしい仕上がりに。
 テラスのほうは木立に囲まれるテラスにしたかったので、なるべく柔らかい印象を与える仕上に施していきました。
 ほんのひと手間掛けることに労を惜しまなければ、見た目の印象はグッと良くなります。輪鼓装飾店の仕事はそんなひと手間の集積です。
T邸植栽風景  そしていよいよメインイベントの植栽工事です。今回は名古屋市の緑化支援も受けていますので、かなりの数の雑木が植わります。雨の中での植栽工事でしたが、輪鼓メンバー3人で次々と高木を植えていきます。
 その日のうちに20本以上の高木〜中低木が植わり景色が生まれました。
 途中なぜこの組み合わせをしていくのか?なぜこの木はこの向きで植えていくのか?といったレクチャーを交えつつ、僕の中にある自然のリズムをみんなが再現できるように話し合いながら作業は進みます。
 まだ日は浅いながらもみんな高いモチベーションを持って取組んでいるので、かなりの勢いでレベルアップしています。二人とももともと持っていたバランス感覚が雑木の庭の植栽リズムと合っているのだと思います。バランス感覚=感性というのであれば、雑木の庭をつくるのには感性がとても重要になってきます。みんなのこのモチベーションが続く限り最強のチームが出来ると確信しています。
T邸植栽-2
 植栽初日。植え終わったばかりの状態です。これから仕上げの下草に入っていきます。続きは次回に。