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 雑木林に足を踏み入れて感じる不思議な感覚。時間に余裕があった学生時代に発見した、自分だけのとっておきの場所。林を外から眺めると鬱蒼として威圧感すら覚える佇まいなのに、一歩中に入ると心地良い緑のベールに包まれて、とても幸せな気持ちになれます。空気の色さえ緑に見えるこの特別な空間。この感覚の再現が僕が雑木の庭をつくる所以です。

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 10年以上前のガーデンショーに出展した際の雑木の庭です。雑木の組み合わせによる植栽を意識し始めた頃のものです。谷筋に生息していた華奢な雑木を使い柔らかな緑の空間に仕上げました。しかし、公園の大きな樹木の下でこそ実現可能な植栽で、この地域の暑い夏を乗り越えるには、そのままの実現は難しいことがすぐにわかりました。

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 お客様のところで、初めて造った雑木の庭です。日除けを意識しながら雑木を組み合わせていき、健やかに成長を遂げているお庭です。10年の歳月が生み出す空気感は本当に気持ちいいです。

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 昨年完成した、雑木の庭のモデルガーデン「森羅の庭」の1年経過後の写真です。まだまだ空気感を生み出すには時間が必要です。しかし、植えたコナラ同士が上の方でつながって、庭全体が緑のベールに包まれた時には、ここのテラスは特等席になるでしょう。

 雑木の庭は「モノの庭」ではありません。「間の庭」です。
 幹と幹の間、枝と枝の間、葉と葉の間、この間から生まれる木漏れ日や風の音、そして空気感、、、心地良さはそこにだけ存在します。

 輪鼓装飾店の「雑木の庭」の施工例はコチラからご覧いただけます。