「山に入る」プロジェクト完成から1か月が経ちました。手直し工事がてら、天気も良かったので、一眼レフを持って写真撮影に伺いました。樹木も完成後一ヶ月とは思えないくらいの馴染んだ様子で、当日は春の陽気に誘われて、苔もとても綺麗な緑に色づいてきて、これならひと安心です。


せせらぎ下流からの全景。せせらぎの恩恵を受けて、石や苔がとても潤っています。
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 庭の入り口からの全景。導入部は明るく、その先は落葉樹の葉が出てきたら、かなり濃い木陰になります。
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濡れ縁からの景色。ここからの眺めを1番意識しました。心地良い水の音に癒されます。
使用した石の大きさ(大きいものは2t以上のものを使用)、アンジュレーションの形状を見ても、一旦塀を取り外して中にクルマを入れて作業できた恩恵を実感しました。ご理解いただきましたお施主様のおかげです。
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これから時間の経過と共に、場の空気が変わってくると思います。樹木やせせらぎがもたらす潤いは、より本物の自然の空気感に近づいて、この空間を心地良さで包み込んでくれるでしょう。